例えば, 以下のような状態遷移図で表される状態遷移関数(と各状態)を持つ機械について考える。
各状態から出て行く矢印を見ると,それぞれの状態から読み込まれた文字(矢印の近くの文字)によって遷移する状態は,ただ1つだけ決定される。例えば, から 1 を読み込んだときに
から出て行く矢印は1本しかない。
ちなみに,この機械が受理する言語は見ての通り…なんだけど, って感じ。
例えば,以下のような状態遷移図で表される状態遷移関数(と各状態)を持つ機械について考える。
このとき, から 1 を読んだ場合,もうこの時点で次の状態候補が
と
の2つある。これは,どちらに進んでも構わないことを意味している。
ここで,入力文字列として 100 が与えられたとする。このとき,最初に から
に進んでしまうと,この文字列は受理されない(受理状態へ至る道は無くなってしまう)ことになる。ところが,
から
に進めば即座に受理状態
に至り,受理されることになる。結果的に,この文字列はこの機械で受理される。
この様に,非決定性の機械で受理されるということは,受理状態へ至る道が最低1つあれば十分。